デザインを真似をすることから始める

スキルアップのカギはとりあえずやってみること絵画や工作、スポーツ、料理、楽器など、どんなジャンルでも、最初は、先人たちの真似から始めます。そしてそれは、Webデザインも同じこと。

テキストや自分のお気に入りのサイトを真似て、その手法を勉強することで、デザイン力アップにつながります。

しかし、注意したいのは、ただサイトを見ただけで勉強したつもりになること。確かに、「見る」ということも勉強にはなるのですが、やはり実際に手を動かして、その手法を真似ることにはかないません。

例えば、英語の授業を思い出して下さい。ただ、テキストを見ただけでは、きれいな発音は身につきませんし、英語を話せるようにはなりませんよね。Webデザインもこれと同じく、実際に手を使って模倣した場合、そうでない人とは明らかに差が出ます。このようなことからもデザイン力をアップさせるには、自分の手を使って真似ることが大切です。

Webの流行りにアンテナをはる

アンテナをはって情報収集Web技術の進歩は速く、それにともなってデザインの手法、できることできないことも変わります。常にWebの動向や流行りにアンテナをはって、表現方法を学び続けましょう。

アンテナのはり方としては、RSS登録やデザイナーに特化したサイト、facebookなどのSNS、その他専門雑誌などを見ることでも、最新の情報を入手できます。

SNSはデザインの情報源になるほか、人脈をつくるのにも適しています。例えば、Webデザイナーとして就職したいのであれば、企業からの募集が、フリーランスとして技術を磨きたいのであれば、その中の人とコンタクトをとったりすることも可能です。

広告やCMに目を光らせる

デザインを見て考える本屋、洋服屋、家電量販店など、街のいたるところにはデザインがあふれています。商品一つ一つを見るのは大変ですが、ふとした時、目についたデザインを見て「なんかいいなぁ〜」と思うこともあるはず。

そんな時は、なぜ良いと思ったのか?どの部分が良いのか?といった理由をじっくりと論理的に考えてみて下さい。

世に出ているデザインの、「なぜ人々に受け入れられるのか?」という、法則性や本質を理解できるようになるのではないでしょうか。

また、今度はそれを自分のものにすることで、より一層デザイン性の高い作品になるはずです。

論理的にデザインを考えるということは、言葉でデザインの良さを伝える力も養えます。Web制作にはコミュニケーションも大切です。制作の指示を的確に伝えることにもつながりますし、クライアントに「どうしてこのようなデザインになったのか?」という説明もできるようになるでしょう。

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