webデザイナーとWebサービスについて

Webサービスのアカウント編｜webデザイナーに必要なアレコレ

Webサービスを利用する際には、ユーザー認証であるアカウントの入力を求められます。

このアカウントは、元々は各サービスごとに要求されるものだったのですが、この方式ですとユーザーは複数のアカウントを保持して、各サービスを利用する都度にそのアカウントで認証を受けねばならなかったので、大変に煩雑でもあり、またアカウントの忘却が発生するなど、いろいろと問題の多い方式でした。そこで、この認証を一括して扱うシングルサインオンという方式が考案され、現在がこれが主流となっています。

Webサービスの利用には不可欠であるユーザー認証の方式も、webデザイナーが担う必要のある設計の重要項目です。このシングルサインオン方式には、一括認証のための専用の認証サーバーが使われていて、ユーザーがWebサービスを利用する際にはこの認証サーバーに最初にログインすることになり、ここで一括認証が行われる仕組みとなっています。

webデザイナーは、このユーザー認証メカニズムにも通じた上で、webサイトの構築を行う必要があるわけです。

Webサービスのアカウントを選ぶ時のポイント

ユーザーがWebサービスを利用するためには、そのユーザー固有のアカウントを作成する必要があります。このユーザーアカウントは、ユーザーIDと呼ばれることもあるものですが、このアカウントの選び方にもいくつかのポイントがあります。

このアカウントであるユーザーIDは、パスワードとセットで用いられるもので、このパスワードがまさに他人による成りすましの防止措置となるものですから、その作成方法には注意を払う必要があるわけです。

このアカウントの管理方式を設定することもまた、webデザイナーの仕事のひとつですから、webデザイナーにはこのアカウント作成の方式、特にパスワードの設定方式などを考案することも重要な事項となります。