Webデザイナー学校選びで重視する項目は?

ひとくちに、Webデザイナー養成学校といっても、その数は膨大。その中から、あなたにとって最適な学校を選ぶ上で重要になってくるのが、“果たして何を学びたいか”です。

大きく分ければ、即戦力になるデザインを学ぶのか、デザインの基礎を学ぶかの2つ。

  • 社会人として即戦力になるWebデザインを学ぶなら
  • 基礎的な要素を含めたWebデザインを学ぶなら

正直なところ、現場で求められているのは即戦力になる人材ですので、本気でWebデザイナーを目指すなら“実践的なスキル”を教えてくれる学校に通うべきかと思います。

上記のいずれとも決め難い…という人は、少し時間がかかりますが、1つひとつ各学校の特徴をみて決めていくしかないでしょう。

とは言え、それはそれで面倒でしょうから、デザイン業界で名の通った学校をいくつかピックアップしてみましたので参考にしてください。

Webデザイナー養成学校オススメ

分かりやすくするために、簡素な表にまとめましたので詳細は各校解説ページをご覧ください。

オススメその1:東京デザインプレックス研究所

授業の質 講師の質 学費例(総額)
498,750円
(税込)
東京デザインプレックス研究所
授業内容は徹底した実践重視型で、現役のアートディレクターを招聘したワークショップなども多数開講(全80プログラムが無料受講可能)。“売れるデザイン”が学べるんです。WEBデザインプロフェッショナルコースでは、XHTML・CSSコーディングからHTML5・CSS3、Ajax・JavaScript、PHP、MySQLといったWebプログラミング全般まで学べるため、駆け出しのWebデザイナーでも幅広いスキルを学ぶことができます。

東京デザインプレックス研究所の公式ホームページはこちら

オススメその2:デジタルハリウッド

単なるWebデザインにとどまらず、CGや映像などのクロスメディアを勉強できるのが特徴の学校。講師の中には、カンヌ広告賞金獅子賞を受賞した方も在籍おり、アート指向の強い学生でも満足できる授業内容となっています。
また、フリーランスで活躍している講師も多数在籍しているため、現場感覚からのズレが無い最新のデザイン理論が学べるはずです。

デジタルハリウッドの詳細はコチラ

オススメその3:HAL

デザイナーとしての技術や知識だけではなく、企画や販売などのWebに関する知識全般を学べ、成長できる環境。専任講師による通常授業のほか、Yahoo!JAPANやCYBIRD、OKWaveから特別講師を招聘したスペシャルゼミなども実施しています。
ゲームデザインやCG、アニメ・イラスト学科もあるため、Webデザイン専門というわけではありませんが、その分、広範囲な人材と触れ合う機会もあるでしょう。

HALの詳細はコチラ

結論…Webデザイナー学校選びは“実践重視”を旨とすべし!

いかがでしたでしょうか?お気づきかと思いますが、ここでピックアップさせていただいた学校には共通した特徴があります。それが…
Webデザイン学校の選び方

  • 専門校である
    ⇒必要な部分だけを効率よく習得できる!
  • 実践重視である
    ⇒現場で求められるのは理屈より技術!
  • 現役で活躍するプロから学べる
    ⇒教科書でなく、プロの“生きた技術”を学ぼう!

以上の3点だと私は思います。

これは、私が現場で感じたことでもありますが、正直なところデザイナー志望の新卒者がよく口にする「Webデザイン全般を勉強しました!」という台詞ほどあてにならないものはなく…。

もちろん、オールラウンダーが求められる局面もありますし、WebディレクターやWebプロデューサーという職種に進むためには、Webデザイン全般を把握しておく必要はあります。

しかし、そうしたWeb周りのナレッジは“現場で使える生きた知識”でないと意味がないわけでして…だからこそ理論優先の頭デッカチさんより、デザイナーにしろコーダーにしろ「ここは〇〇さんに任せよう」と言ってもらえるスペシャリストの方が需要はあるのです。

そうした意味でも、ピンポイントの実践的な技術が身に付く専門学校こそ最適というわけです。

まぁ、現場で使える実践的技術なんて言われもピンと来ないと思いますので、ひとまずこちらで紹介しているWebデザインの基礎知識や、デザインツールの使い方をご覧いただき、「自分にはこれが欠けている」というものがあれば、それを習いに専門学校へ行く、というスタンスもアリかも知れません。

なんにせよ、本気でWebデザイナーになりたいと思うなら、ごちゃごちゃ悩むより、まずは新たな環境へと飛び込んでいくべきかと思います。

バナー

このページの先頭へ